燻製器自作に最適なペール缶を使った燻製器の作り方

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燻製器自作の材料として最適なのがペール缶です。
これは18リットル〜20リットルの容量のある鋼鉄製の缶のことで、通常は塗料などの貯蔵に使用されています。
イメージ的には金物のバケツをイメージしていただければいいかと思います。
また、このペール缶は、持ち運びに便利なように持ち手がついており、上部は蓋で開閉できるようになっています。
それでは、ペール缶を使った燻製器自作方法について説明を行います。

 

まず最初に、金属製の鉢スタンド・ボルト・ナット・焼き網・金属製のボウルを準備します。
また、電動ドリル・ペンチ・金属用鋏といった工具を揃えておくことも大事です。
これは作業効率をアップさせるのに重要ですが、なければ金づちやプラス、マイナスドライバーなどでも代用はききます。
その他、燻製器と一緒に使用する電熱器もしくは七輪などの熱源も必要になります。
スムーズに完成させるためにも、事前にこれらの材料や道具をホームセンターなどで揃えておくようにします。

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具体的な作り方の手順を説明していきます。
まず、ペール缶の底の円周部に沿って電動ドリルで4箇所程の穴を開けます。
この穴には外側に飛び出すようにボルトを差し、根元をナットでしっかりとめておきます。
これは、ボウルのストッパーになるものです。
次に、底の中心部にペンチで穴を開けて金属用鋏で丸く切り抜きます。
切り口で怪我をしないように、縁をペンチで曲げておくことが大事です。
ここまでできたら、後は組み立てるだけです。
熱源の上に鉢スタンドをセットし、その上部に焼き網を置いてペール缶で作った燻製器を被せます。
焼き網の上に燻製したい食材を置いたら燻製器の上部に金属製のボウルを被せます。
燻製器の本体に電動ドリルで穴をあけておくと、燻製用の温度計の差込口にすることができます。
以上がペール缶を使った燻製器の作り方です。
一見敷居の高そうに感じる方も多い燻製ではありますが、意外と、身近な物や、安価な物で代用品として使用できることが多いので、ぜひ試してみてください。

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